恋の蛍

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学生時代からファンだった作家、松本侑子さんの新刊がでました。
ここのところ、すっかり「赤毛のアン」のイメージが定着してしまった侑子先生ですが
今年は太宰治生誕100周年、没後60年ということで、
それに絡めて、太宰氏と一緒に玉川上水に入水自殺した、山崎富栄という女性を主人公に「恋と蛍」という本をかかれました。

子供の頃、家にあった事典で太宰治のところを読むと、
同棲していた女性、あるいは奥さんになった女性、そして一緒に入水自殺した女性、
みんなそれぞれ美しい人で、子供ながらに「太宰さんって面食いだったんだなー」と思っていました。

特に一緒に死んだ山崎富栄さんについては、出回った写真が文金高島田の日本髪(本の表紙)ということもあり、
「酒場の女性」「水商売の女」という通説が一般的でしたが
実は、日本で美容学校を創立した家の令嬢であり、この写真は父の作った美容師用教科書のモデルとして、撮影されたものでした。

今までの松本侑子作品にはない「悲しい」物語でした。
読んでいて涙がにじんだ作品は初めてです。
松本侑子さんは昔からいつも、ちゃんと資料を集め、うそを書かないスタイルで執筆してこられました。
滋賀県の祖父母のお墓、ご両親の終の棲家から、アメリカにいるご親族、そして
フィリピンに眠る富栄さんの夫、奥名修一さんの足取りまで
3年という歳月をかけて調べあげた作品です。

太宰氏との心中後、富栄さんは無理心中させた、太宰氏の首を絞めて殺したなどと多くの誤解をうけてきました。

でも実は美容学校校長の家に生まれ、経済的にも恵まれて育ち、
確固たる技術を身につけて、幸せな将来を約束されていたのでした。

奥名修一という立派なお婿さんも見つかったのに、挙式後たった12日間で夫はフィリピン・マニラに配属になって引き離されます。
マニラは戦地。折しもアメリカ軍が上陸し、修一さんは民間人でありながら軍に召集され、逃げる途中に弾にあたって、亡くなってしまいます。

その間、1ヶ月もなかったのです。二人の婚姻届が提出された時には、実は修一さんは死んでいましたが、富栄さんは知るよしもなく、
空襲で実家も、自分が経営していた銀座の美容院も全て失い
疎開先の滋賀県で夫の無事を祈りながら、終戦を迎えます。

今の平和な世界に生きる私たちには、想像もできない戦争の厳しい現実。
富栄さんの心をおもって涙が流れました。

夫にこの本を見せたとき聞いたのですが、
2月に亡くなった義父のお兄さんも、フィリピンの山中で戦死。
修一さんと同じく、お骨もかえらなかったということです。
骨箱には入っていたのは、髪の毛がひとふさ。今となっては誰の髪かわからないですよね。
そういった戦死者の方が何十万人もいたという現実を、改めて教えられました。

戦後、太宰さんに出会った後から心中までの部分を読むと
富栄さんは、どこか自暴自棄というか、太宰さんに傾倒するあまり、冷静な判断を失ったような印象を受けます。
とはいえ、まだ28歳。男性と恋愛経験もあまりない富栄さんにとって
太宰さんは初めて会った「才能あふれる大人の男性」だったのでしょう。

空襲で失った銀座の美容院を再建するためにこつこつ貯めた富栄さんの貯金は、現在のお金にして一千万円以上。

それを全部太宰さんの飲食費に使ってしまったという事実も初めて知りました。
なんとまあ、、、太宰って今でいう「だめんず」かいっ?とも思いましたが
敗戦直後の物不足、物価高のなか、富栄さんは愛する太宰さんに栄養をつけさせたい、あるいは、いい作品を書いて欲しいと文字通り必死だったのですね。
そのためわざと編集者を追い返したりして、憎まれ役に徹するところなど
富栄さんの一本気な性格を見るようでした。

心中後、富栄さんの遺族に対する世間の冷たい風のことも書いてあります。
今でこそ、インターネットなど情報も普及し、法律も整備され、素人でも証拠がどうこう言えますが、当時はいいたくてもいいかえせないもどかしさに、遺されたご両親はじめ、遺族はどれだけくやしい思いをされたでしょう。

戦争がなければ出会わなかったふたり。
けれど、おふたりを直接知る方がどんどん高齢になったり、亡くなられていくなか、
こうやって太宰さんと富栄さんの恋を描いた本はもう出ないかもしれません。
本屋で富栄さんの美しい日本髪姿を見かけられたら
ぜひお手にとって読んでみてくださいね。

09秋のビーズレッスン

今年の秋は、ガーデンマーケットにも出品した
3通りにつかえるすぐれものネックレスをつくりました。

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紫のお申し込みが多かったのですが
実際に来て見本をみると、黄色に変更する方が続出!
材料が足りるかなーと心配になるほどでした(^^;)

「黄色はなかなか売ってないから」だそうです。なるほど!

さて、皆様お楽しみのテーブルは、「シンプル・モダン」をテーマにセッティングしました。
9月だと早すぎるので、かぼちゃなどは外して、色合いだけハロウィン。
小物の存在感が強いので、お花はオレンジのマム一種のみ。

メニューはカルボナーラや柿の生ハム巻きなど。

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「いつもとイメージ違う!」と言っていただけたり
今回も生徒の皆さんと楽しい時間をすごしました。

手作りネズミ

うちの末っ子ミミは、まだネズミのおもちゃで遊ぶお年頃。
毛皮でつくったネズミは使いたくないので、自分でつくってみることにしました。

大好きなミケちゃんのHPから型紙をお借りしました。

手芸屋さんで、パッチワーク用の布を買い、(秋っぽい色合いにしようと、さんざん迷いました)
ちくちく、ちくちく。

さあ、ミミ、来〜い♪

「発見」
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「検分」
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「味見」
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「確保!」
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大はしゃぎで遊んでくれて、飼い主冥利につきますわ〜(ノд`*)あううう

勢いづいて、どんどん作ってしまいました!
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あ〜〜目がイタイ(→Α←)

Garden Marketに行ってきました

日記でもお知らせしていたGarden Market。
お客の一人として参加してきました。

開店10時にまにあうよう、電車を乗りついで会場へ・・・

10時15分ぐらいについたらびっくり! 超満員!!
中に入れず、外から写真を撮ります。
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お庭の外には長蛇の列が。
入場制限か?とおもったら、レジに並ぶ人々でした。

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とりあえず人ごみをかき分けながらお庭に入りました。
かわいい布小物や、雑貨がいっぱい・・・なのですが、
品物を手に取るのもひと苦労なほどの混雑。
番長さんや宿り木のスタッフに挨拶し、お店をじっくり見て回っているうちに

しだいに人の波が引いて、地面が見えてきました(笑)
でも、品物も少なくなっていた〜!


それでも勝ち取った戦利品!
北海道のつるで作ったカゴ(番長さん秘蔵のアンティークだそうです)
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同じく、北海道から来た野ブドウのつるのリース。
家にあった白い花瓶などとあわせて玄関に。

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なんだかんだいって、私が手にとるのはやはり「宿り木」グッズ なのです。

手縫いの赤ちゃん用スタイ。
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最近出産されたお友だちへのプレゼントにするつもりです。

大変な盛況で、お客としてはとても楽しかったマーケット。
でもスタッフの方は、事前の打ち合わせや準備、搬入搬出、飾りつけなど、
それはそれは大変だったとお聞きしました。
本当にお疲れさまでした。感謝をこめて。( ̄人 ̄)

9月のコラボ・レッスン@Aromaru

駒込のネイルサロン、Aromaruさんにて
ビーズアクセサリーと、ネイルのコラボ・レッスンを開催いたします。

9月13日(日)午前10時〜 午後1時〜 二回ありますので、ご希望のクラスへどうぞ♪
敬老の日も近いので、眼鏡につけるグラスコードと、
お揃いの色合いのスワロフスキを使ったリングをつくります。

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レッスン費はビーズのみの場合、3500円。(お茶お菓子つき)
ネイルご希望の方は、別途ネイル料金がかかります。

お申し込みはBeadsSalonFiorat@aol.com まで。
秋にぴったりの素敵なネイルとアクセサリーはいかがでしょうか。